インターン生からの活動報告
こんにちは、TKです!
弊社では本ブログ経由で定期的にインターン希望者から連絡があり、原則、来る者拒まず、去る者追わず、の精神で受け入れてきました。
弊社のインターン生は自由なので、これまで弊社のインターン生にお願いして、インターン終了時に活動報告を書いてもらうことは無かったのですが、先日帰国したインターン生が、今回のインターン内容を皆に伝えたいとのことだったので、今後のインターン生向けに記事を書いて貰いました。
なかなか私を褒めてくれているので恥ずかしいのですが(笑)、今回は、彼の書いた文章をそのまま転記したいと思います。
自己紹介
同志社大学商学部3回のT. Aです。
大阪生まれ大阪育ちです。大学3回生の秋学期から1年休学し、フィリピンにて3ヵ月の英語語学留学を行いTOEICは500→840に。その後3ヵ月タイで人材紹介業で営業インターン、約4カ月ミャンマーで新規事業の立ち上げ業務に携わり、2019年9月からは日本で就活の最中です。
なぜインターンをしようと思ったのか
そもそも海外インターンをしようと思った理由は、以下の3つの軸が最も効率よく達成できる環境が海外インターンによってのみ得られると考えたためです。その3つの軸は以下の1英語力、2他人ではなく自分と向き合うこと、3就職前に現場での業務経験です。
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1.英語に関して
留学で培った英語を仕事でも挑戦し、さらにビジネスに活きた英語にブラッシュアップさせたいという思いがありました。また、学生時代に異文化の環境で外国人と英語での仕事の経験は将来、自分にとってかけがいのない経験・思い出になると思っていました。場所はあえてネイティブよりも英語力が低く通用しやすい東南アジアを選択しました。あと将来的に、新興国にもっと踏み込んでいきたいという思いの大一歩目ということもありました。
2.他人ではなく自分と向き合うことに関して
当時大学に多くの日本人友達がいる中で、自分の一番の特徴である他人の軸に流されて自分の時間を生きれず自分と向き合うことができませんでした。よくいる大学生の一人でした。そこで一年休学を行い、日本を一度離れてインターンに取り組みながら自分と自分の将来と真剣に向き合う時間を作れるのでは、と考えました。そして自分の軸で、自分の時間を生きたいという思いを募らせ、休学・海外インターンを決意しました。
3.就職前に現場での業務経験に関して
企業で一切働いた経験がないまま就活をすることは、会社で自分ができること・強み・弱み・特性・得意なこと・やりたいこと・自分の人生の価値観・軸などが何かを実際に理解できないまま会社を選ぶということを意味すると僕は考えています。また実際、最近の学生の30%は3年以内に会社を辞めるデータも見たことがありました。それらの点を自分で把握した上で就活を開始するために、まずは現場に出て最低3ヵ月以上は業務を継続して経験することはマストであると考えていました。
なぜHKIだったのか
僕はもともとは、タイの外資系人材会社で営業インターンに取り組んでいました。しかし、業務中に、実際に英語を使用する量はベトナムへの新規開拓の営業の際に使用する場合のみで、1日の割合でいうと10%もないほどでした。これでは海外インターンで求めていたことと違います。また初めての上司と価値観が全く合わない中で、理不尽な僕自身への人格否定を毎日まともに受ける日々を過ごしていました。そして親に辞めたいと電話した時、自分がどんどん追い込まれていて無理をしていることに気づきました。そんな状況の中、3ヵ月程経過した辺りで自分の中にある軸を再確認し心の声を聞きました。
次の会社は4つの点で選びたい。
1.なにより人間的にできていて、信頼できる人の下で働きたい。
2.今のままでは英語に存分に挑戦できないまま終わってしまう。英語での環境が欲しい。
3.サッカーのように個人でなくチームで動く仕事にも挑戦したい。
4.既存の事業拡大でPDCAを回すだけでなく、新規事業の立ち上げにも経験したい。
これらの点を全て満たしていたのがHKIでした。丁度ミャンマーにビザランに行っていたこともあり、これは一度お話を伺える絶好のチャンスだと思いHKIオフィスに訪問させていただきました。そこで僕の転換期が訪れました。何より代表である高田健太さんの人柄・人間性に惹かれたことを鮮明に覚えています。代表は、前のインターン先で精神的に追い込まれている僕に対し、優しく救いの手を差し伸べてくださいました。上記の2~4を差し引いても、1の人間性の面だけで健太さんの器の大きさは僕にとって、十分すぎるものでした。僕は「ここで働きたい。残りのインターンはやり切りたい。」と希望を抱くことができました。そして、なんとその日の内にインターンの受け入れをしてくださいました。僕はこれ以上ないほどの感謝覚えています。これは間違いなく僕の人生のターニングポイントです。
業務内容
各フェーズ毎にチーム一体となって新規事業立ち上げに注力しました。
ECプラットフォーム事業の立ち上げです。詳細はざっとこんな具合です。
・契約書作成、マニュアル作成
・Webサイトのデザイン作成
・翻訳業務
・日系企業への営業・開拓(アポイントから訪問、契約まで1人で担当)
・事業戦略の策定(競合他社)
・アプリ開発・UI・UX(海外ベンダーとスカイプミーティング)
・ドライバーの開拓戦略と定着率の安定化
・ドライバーのフィールドテスト
・ビジネスモデル、フィー設定の構築
・その他多種多様な業務、次々と出てくる問題の解決
インターンを通して得た気付き、学び
代表から学んだこと
代表から学んだことはあまりにも多すぎて書ききれないので、今回は3つに絞ります。
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1つ目はビジネスは仕組み作りであるということです。
いかに仕事が回る仕組みを作り、誰でもその仕事をできるようにするかが、仕事の効率化・付加価値を高める上でのポイントになることを学びました。これで仕事を振ることによって、また新たな仕事にも着手することができ、キャパが増えます。そうやってビジネスは拡大できるのだと感じることができました。また、健太さんが常にメンバーの適正を見極め、適材適所にヒト・モノ・カネをつけていくところも現場で見ることができました。
2つ目はビジネスは仮説と検証であるということです。
特に新規事業、0→1のフェーズは何が起きるかわかりません。起こりうるあらゆる可能性・問題点を想像し、仮説を立て検証し、問題点を事前に潰していく。このことが、事業を行う上で本当に大切なポイントであるとともに、いかに難しいかを身に染みて感じました。ロジカルに、戦略的に、漏れのない発想力・思考力が必要であることを学びました。
3つ目はビジネスはロジカルに考えることです。
このことは同時に意図・前提の理解の重要性にもつながります。基本的に、ロジカルに考える事ができれば問題のほとんどのケースは解決できますし、頭の回転や意思決定のスピードが速ければ速いほど優位であるということを業務を通して感じました。そして、常に論理的に爆速なスピード感を持って意思決定を行うことを代表の背中から学ばせていただきました。
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気付き
・仕事でミスして萎えた時、どれだけ速くしょうがないと切り替えられるかです。次に全力で尽くせるよう備えることが重要だと気づきました。時として、仕事には成長痛があるということを知りました。(もちろん最初は前提や意図が分からずミスも頻繁にしていまい苦しい時がありますが、これは成長し、次にミスしないための筋肉痛みたいなものです。どう考えてもロジックが成り立たない場合は、見極めが必要だと思います。健太さんはいつでもロジカルに抜け所を指摘してくれます。)
・誰にも悪影響が出ない場面では、時には盛りも大切であること。(ビジネスを円滑に進めるためには、バカ真面目や素直すぎる性格ではやっていけない。)
・事業を起こすという大きなことですら、ゲーム感覚で楽しんでやるマインドを持つこと。(これは、就活にも置き換えれると思います。少なからず僕は就活に対し、全力ではあるが、RPG感覚で臨みたいと思います。)
インターンでの経験を今後どう活かしていくか
僕は、このインターンがきっかけで、将来は健太さんのような海外で事業を起こし、社会にインパクトを与えられるような人間になりたいという思いがあります。そのために、まず海外で、現場に出て会社経営の経験ができる会社に入社したいと考えています。なので、経営人材になるために今何をするかという軸で、人生キャリア設計と一緒にこれから深く考えて残りの学生生活は行動していきます。今のところは、この思いが達成できる総合商社に入社したいです。これらを踏まえて、現在の自分が不足していると感じた点は以下の4点です。
1.英語力
まだまだ伝える力も、流暢さも、聞く力も海外で働くには至らないのでTEDシャドウイングを毎日30分行います。TOEICも最低900以上とさらなる向上を目指します。
2.ロジカルに考える力・アイデアを出す力・地頭の回転スピード
特にアイデア立案において、知らないことには、良いアウトプットも出せないと強烈に感じました。アイデアを出せるように戦略やフレームワークをまずは本で身に着け、その上でこれまでの既存のビジネスアイデアを自分で分析し、もっと触れGD等で実践していきます。
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3.忖度せず、わかりやすくロジカルに説明・提案する力
やはり人間は感情の生き物で、ロジックではなく人で忖度することもあります。僕自身、性格上物事をはっきり言い切るのが苦手です。ただ、論理的に説得する力はその感情も吹き飛ばすことができることをインターンで学びました。特に就活の面接やGDではロジカルに説明することを意識して、将来のために鍛えていきます。
4.動じない鋼のメンタル、鋼鉄の意志
もっともっとメンタルを鍛えて他人に影響されない強い大人になりたいです。
代表、高田健太さんについて
偉そうに思われるかもしれませんが、ここで僕が思う健太さんについて書かせてください。
1.常にロジカルで頭の回転・切れがものすごく早い。(早すぎて、理解が追い付かないです。)
2.営業力・説得力が半端ない。(営業同伴で、クライアントが圧倒されているのを見て強烈に感じました。)
3.ユーモアにあふれ、面白い。
4.未来志向で、いつでも可能性を感じられる。
5.人のマネジメント能力に優れている。(各個人の仕事の進捗だけでなく、感情や調子も理解に徹している)
6.マルチ管理能力と計数管理(エクセルスキルはもちろんのこと)
7.なんでも挑戦させてくれる。いきなり実践で任せてくれる。(ミスを連発した僕に対しても、飴と鞭で毎度やる気にさせてくれます。そして挑戦させてくれました。)
ミャンマー事情
ちなみに僕が生活したミャンマーはこんな感じです。
・シャワーは温水ではなく冷水。
・ほぼ毎日雨が降る。6月くらいまでは停電もよくありました。
・タイよりもさらに物価安いです。飯も一回100円くらいです。
・月15,000円あれば普通に生活できます。
・ヤンゴン自体は、そこまで広くないので基本タクシーでどこでも行けます。
・バスが格安でいっぱい通っています。一回20円程。
・グラブは一回高くても基本200円ほど。
・ジムもたくさんあります。
今後のインターン参加希望者へのメッセージ
個人的には、会社に付加価値を残すために何ができるかを考えてインターンに取り組むことができる人は、インターン生でも素晴らしい成果を出せるだろうと思います。これはインターン終盤になって気づきました。僕自身インターン生活をやりきることができたと思っていますが、何か会社にとって大きな付加価値を残すことができたかというと、それはなかなか厳しかったです。全然大したことない僕ですが、今後のインターン生には以下の3点を意識してインターンに取り組んでほしいと思っています。
・健太さんの言葉をメモしまくりましょう。代表からの直々の言葉は、インターン中もインターン後も本当に貴重な財産になります。
・毎日振り返りましょう。僕はその日に感じたことをノートに書き連ねていました。
・毎日目的をもって業務を行いましょう。何のためにその業務を行っているのか、物事には意図・目的があります。
是非、参考までに意識して頂ければ幸いです。それではこの辺で終わらせて頂きます。
今後のインターン生が活躍することを祈っています。応援しています!
長文読んでいただきありがとうございました!
以上、なかなか熱いメッセージをいただきました。
私自身も大学生の頃、アメリカでインターンシップをした経験があり、自分自身の経験も踏まえて、挑戦したいという人にはなるべく挑戦の機会を提供したいと思っています。
もし弊社でのインターンを希望する方がいれば、お問い合わせからお気軽にご連絡下さい。
インターン生向け会社紹介資料を送付します。
情熱的で挑戦マインドのある学生集れ!
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