ミャンマー人材紹介業を始めます!
令和元年5月に株式会社コネクトアジアという日本法人を設立したのですが、この度、同法人にてミャンマー人材を紹介するために有料職業紹介事業の事業免許を取得しました!
いやー、本当に申請から許可まで長かった…
特に今回は、ミャンマーに居るミャンマー人へも職業紹介ができるようにすることが目的だったため、申請には少々時間が掛かり知恵を絞りました。
ただ、なんとか無事に有料職業紹介事業許可書が届いたため、9月1日付でミャンマー人材の日本国内でのご紹介が可能になりました!
これが有料職業紹介事業の免許証。
厚生労働大臣殿、誠にありがとうございましたm(_ _)m
しっかりとここに“ミャンマー連邦共和国”と書いていますが、ここにミャンマーが書かれるまで、なかなか知恵を絞る必要がありました。
そもそも、なぜミャンマー人材紹介事業を始めるのか
今年始めに大阪に帰省した際に、たまたま友人の紹介で知り合った飲食店経営者がこんなことをおっしゃってました。
うちのお店は訪日外国人の間で有名なので、外国人がどんどん増えてお店は繁盛している。だから本当は店舗を増やしていきたいのに、今は新規店舗をオープンする人が居ない。人手不足が深刻だよ…
日本は今、人手不足が深刻だということは知っていたものの、それは地方の話であって都会は関係ないと思っていたので、大阪の中心部でさえ深刻な人手不足に悩まされているという事実には驚きました。
一方ミャンマーでは今、日本語学習ブームが起こっています。
ミャンマーで日本語学習者が増えている。国際交流基金などが外国人向けに実施する「日本語能力試験」の受験申込者は、同国では2012年の2420人から17年には2万1923人と約9倍に増えた。東南アジアでは8万5941人のベトナムが首位だが、伸び率ではミャンマーが際立つ。
ミャンマー、日本語学習者9倍(日経新聞 2019/1/5付)
日本語能力検定受験者数は2018年度、遂にタイを抜いて東南アジアで2位を記録し、ヤンゴン市内にも日本語学校が増えており、弊社社員にも日本語学習を始める人が増えてきました。
そんな中、日本関連インフルエンサーとして活動する私のFacebookページ(フォロワー17万人超)にも、ミャンマー人から
TKさん、私は日本で働きたいんですが、どうやったら日本に行けますか?
というような問い合わせがほぼ毎日きています。
これまで弊社は、そのようなミャンマー人からお仕事に関する問い合わせを受けたとしても、日本国内において人材を紹介する免許を有してなかったことから、「どこかエージェントを探してみてください!」と言うことしかできませんでした。
しかし、心の中では、いつかは我々もミャンマー人に日本のお仕事を紹介するお仕事をしたいという気持ちも持ち続けていました。
そんな中、大阪で知り合った経営者から人材不足の実情を知ったのは良いきっかけになりました。
我々が日本とミャンマーの架け橋になって、日本の人手不足で困っている企業と、日本で働きたいミャンマー人を繋げてあれば、”三方良し“。
こんな経緯から、日本での有料職業紹介事業免許取得をおこなうことに至りました。
ミャンマー人材業界の闇をぶち破りたい
ただ我々がやるからには他社とは違ったやり方で、他にはできない我々だけのサービスを提供し、人材業界の闇を打破したいと思っています。
なぜかというと、よく日本でも耳にする話ですが、日本に技能実習生などで行ったミャンマー人の中には、受入企業から不当な扱いを受けていたような話をよく聞くからです。
実際に最近、あるお仕事で複数名の日本帰りのミャンマー人から給与明細を見せてもらったことがあったのですが、そこには最低賃金以下で働かされているケースや、保険や年金に未加入のケースも散見されました。
(勿論、受入企業側の問題だけでなく、ミャンマー人側に問題があるケースもあるのですが…)
であれば我々はこの闇をぶち破りたい!そして、ミャンマー人にも日本人にも、よりWIN-WINとなるようなカタチでビジネスを運営し、双方の架け橋になりたいと思いました。
弊社の人材紹介が他社と異なる理由
では我々がやろうとしている事業のどこが他社と異なるかというと、日本における転職市場の当たり前を、ミャンマーでも当たり前にしようとしているだけです。
これまでミャンマー人が日本で就労する場合、就労ビザ、技能実習生ビザ、留学中のアルバイト等がありましたが、一般的なミャンマー人が日本に行くには、技能実習生ビザが最もポピュラーな方法でした。
このビザの場合、ミャンマー人は法律で定められている上限USD2,800を送り出し機関に支払い、日本に働きに行っていたのですが、悪徳な送り出し機関の場合、様々な名目でUSD2,800以上の金額をミャンマー人から受取り、それが原因で多額の借金を背負ったまま日本に行くというケースがよくありました。
では弊社はその闇をどのように打破しようと考えているかというと、原則、ミャンマー人からお金を貰うことなく、日本の求人企業からの手数料のみで運営することを通じて、優秀で真面目だがお金のないミャンマー人に、日本に行くチャンスを与えるということです。
つまり、ミャンマー人がこれまで払っていたエージェントフィーは、弊社を通じで日本へ就労した場合、無料となります。
また今後は、日本語の本格的な映像学習コンテンツに関しても整備していき、教育から就労まで、一気通貫で取り扱うつもりです。
求職者の募集に関してはこれまでの日本語関連インフルエンサーとしての知名度を活かし、ミャンマー人向け求人情報Facebookページ(現在、準備中)を作り、そこから募集をして面接をしていきます。
これらを通して、我々にしかできないアプローチで、ミャンマー人材の教育から就労までを取り扱いたいと思います。
ミャンマー人の特徴
ここからは、ミャンマー在住3年半とスタートアップ経営1年半の経験から、私が思うミャンマー人の特徴についてご紹介したいと思います。
あくまでも私の主観なので、全然違う!という意見もあるかと思いますが、何卒ご容赦ください。。。
????GOOD
①真面目
ミャンマー人は他東南アジア人と比べても真面目(特に女性)で、言われた作業をコツコツやるのは比較的得意だと思います。手先も器用な人が多い印象なので、細かい作業にも向いているのではないかとも思います。
②謙虚で気遣いができる
ミャンマーには日本と同じく遠慮の文化があります。本音を隠したまま、周囲に合わせたりするのも得意かなと思います。また特に年上の人や、役職、社会的地位の高い人を敬う文化があるので、採用時に年下の人を採用すれば、指揮命令系統はスムーズに働くでしょう。
③優しい
熱心な上座部仏教の仏教徒が多いからか、あまり人前で感情的になることは少なく、非常に優しく、おっとりした性格の人が多い印象です。どこか子供っぽいところもあり、弊社の雰囲気も、何かのクラブ活動やサークル活動みたいな様子で、和気藹々としています。
一方で、悪い部分は、上記良い部分の裏返しです。
????BAD
①自ら考えて行動することが苦手
ミャンマーの教育は日本以上に暗記詰め込み型です。また家庭や学校で自らの考えを発信することを良しとされてこなかったことから、言われたことをやるのは得意な一方で、自ら考えて行動するというような作業は非常に苦手です。特に問題の発生を事前に予期し、前もって問題が発生する前に、課題を対処することが苦手な印象です。
②報連相が苦手
上記①にも関連するのですが、ミャンマー人は自分よりも上の立場の人に対して意見を言うことを良しとされてこなかったことから、自ら報告をするような作業が苦手です。こちらから積極的に聞かない限り、報連相が滞ってしまいます。
③時間にルーズな性格
東南アジアの人材は、どこの国もルーズな部分はありますが、他国と同様にミャンマー人も時間にルーズな部分はあり、納期や約束をあまり重要視していません。多少遅れてもいいやというような感じで日々、行動している印象です。
以前はミャンマー人社員にも正解のない課題を与えて、その解決方法のアイディア出しをしていたのですが、残念ながら、そこから満足の得られるアイディアはあまり出なかったこともあり、それ以降は基本的にはミャンマー人社員に意見を聞きながら、弊社では日々の戦略や判断が必要な業務は全て私がおこない、ミャンマー人社員には方針とやり方を説明した上で、その方針に沿ってどんどん行動してもらうようにしています。
ミャンマー人は日本の救世主?
ミャンマー人は人手不足の日本における救世主になるのではないかと思っています。
その理由は、言語的な問題と国民性です。国民性に関しては、前段で説明した通りで、比較的東南アジアの中でも日本人に似た性格を有しているのかなと思います。
またもう一点として、ミャンマー語と日本語の文法的な近さについても挙げられます。東南アジアの中では唯一、日本語と同じSOV型の文法が使われているのがミャンマー語です。ミャンマー語には助詞の文化もあるため、他の東南アジア出身者よりも日本語習得が早い印象があります。
これらの特徴から、ミャンマー人は非常に日本に馴染みやすいのではないかと思っています。
弊社がミャンマーと日本の架け橋の存在になれるよう、今後も挑戦を続けていこうと思います。
///弊社では就労ビザ、特定技能ビザでのご紹介のみ対応可能ですが、技能実習生に関しても提携機関を通してご紹介することは可能ですので、何か人材でお困りの際はお問い合わせからご連絡ください。
コメントを残す