ミャンマーのお茶
皆様こんにちは。
あずにゃんです。
最近は雨が増えてきて、外に出るのも億劫になってきましたね。
そして雨が降ると停電も増えますので
ジェネレーターなどない我が家は今日も停電中です・・・
さてさて今日はミャンマー人が大好きなアレ。
そう!
お茶のお話をさせていただきたいと思います!!!!
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日本のお茶とどう違うの?
日本で(お茶の葉を使った)お茶というと
緑茶や抹茶などが思い浮かびますがミャンマーには日本とは少し違った様々なお茶があります。
まず1つは日本と同じように淹れたお茶です。
これは「イェーヌェジャン」といいます。
ローカルの食堂に行くと必ずと言っていいほど
(きちんと洗われているのかわからない湯飲みと共に)
テーブルの上に無料で置かれています。
ミルクティー
そしてもう1つは有名なミャンマーミルクティーの「ラペイエ」です。
![](http://startup-in-asia.com/wp-content/uploads/2018/06/ラペイエ-300x200.jpg)
ラペイエとはお茶という意味の「ラペッ」と
液体という意味の「イエ」がくっついてできた言葉です。
ラペイエについては前回の記事でも少しご紹介しましたが
ここでももう一度ご説明させていただきます。
というかさせてください。
本来であればミルクティーというのは
紅茶にミルクを入れて、そこに好みで砂糖を入れるものです。
しかしミャンマー人は温かい紅茶に砂糖とミルクではなく
なんと練乳を加えて飲みます。
甘くすることはもう大前提なんですね・・・
ミャンマーの道を歩いていると見かける喫茶店などでは
おじさんたちのカップの底に練乳がたまっているなんて現場も
見かけたことがあります。
それも1㎝くらい・・・
知覚過敏ぎみの私には恐ろしい飲み物です。
というか普通にそんなものを頻繁に飲んでたら糖尿病になりそうな気が・・・。
しかーし!!!
実はこのラペイエは頼むときに甘さを指定できるんです!
甘さ控えめは「ポンマン(正しい形の意)」
(本来の正しい形というのは無糖ミルクティーではないのかという意見はここでは受け付けておりません)
めちゃくちゃ甘い紅茶は「チョーゼイン(こってりと甘いの意)」と頼みます。
甘さ控えめでもかなり甘いですが・・・
もし本当に甘さ控えめのラペイエが飲みたい!という方はダウンタウンにある
Rangoon Tea Houseに足を運んでみてください。
こちらのお店ではラペイエの甘さを16種類から選ぶことができ
モヒンガーなどのミャンマー料理も食べることができます。
食べるお茶?!
そして最後は「ラペットウッ」というお茶の葉料理です。
![](http://startup-in-asia.com/wp-content/uploads/2018/06/ラペットウッ-300x225.jpg)
「ラペッ」を「トウッ(手で和えるというような意味)」しているので
ラペットウッと呼びます。
作り方はとっても簡単です!
用意するものはこちら
↓ ↓ ↓
・発酵させたお茶の葉(スーパーなどでも売られています)
・豆とニンニクの揚げたやつ(これもスーパーに売っています)
・干しエビ(これもスーパーに・・・)
というか上記3つはもはやラペットウッセットとしてスーパーに大量に陳列されています。
そして
・キャベツ(千切りにしておきます)
・塩(量はお好みで)
それから
・トマト(細かく切ります)
・唐辛子(基本的に青唐辛子なので少なめにすることを推奨致します)
・ライム果汁(さっぱりするのでおすすめです)
などなどを入れたりもします。
そして最後に
大量の油!!!!
![](http://startup-in-asia.com/wp-content/uploads/2018/06/油-300x200.jpg)
これをぶち込みます!!!!
いかにもミャンマーという感じです・・・
そして全ての材料を和えれば完成です(´~`)モグモグ
作っている過程を見てしまうと油の量に若干食べる気が失せますが
実はかなり美味しいです。
ニンニクの香りとお茶の葉の程よい苦味、塩加減
そして揚げた豆の食感!
ビールのお供にパーフェクト♡
※しかしこのラペットウッには少し注意点が・・・
実は、ラペットウッは油が多いので
美味しいからといって大量に食べると
胸やけを起こすことがあります。
もし食べる機会がありましたら
次の日の自分を守るためにも
適量を美味しく食べていただければと思います。
ちなみにミャンマーではお店で注文する際
どんな味にするか頼むことができるお店もあります。
ミャンマーの人たちは
「チン(酸っぱい)」「ガン(塩辛い)」「サッ(辛い)」などの
単語を使って注文をします。
個人的には「チンサッ」が一番好きなのですが
ラペットウッを食べる機会がありましたら
自分の好みの味を探してみてください。