はじめに
皆様、こんにちは。
Htun Khaing International Co.,Ltd.のTKこと
高田健太(本人)です。
このブログでは会社設立やミャンマーのトレンド
美味しいレストランからシュールなスポットまで
様々な情報をお届けしていきたいと思います。
この国のトレンドやローカルの話題はビジネス活動や
ミャンマー人社員とのコミュニケーションにも役立つと思いますので
軽い読み物として目を通して頂ければ幸いです。
ミャンマー芸能界の不思議
さて初回となる今回は、
ミャンマー芸能界の俳優・女優事情
について簡単に紹介していきたいと思います。
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ミャンマー映画の特徴
そもそもミャンマー映画は特徴として
オーバーリアクション過ぎる演技や
殺人シーンでの観客の爆笑(ミャンマー人の猟奇的な部分が垣間見えます。。。)
等がありますが
その他に主演の重複性が非常に高いことが挙げられます。
ミャンマーの映画は通常1作品あたりの上映期間が大変短く
大体1〜2週間(短すぎる・・・)が公開期間として設定されています。
そしてそれをワンクールとしてかなり早いペースで作品が入れ換わるにも関わらず、
連続して同じ人物が違う作品の主役を演じているという事例がしばしば発生します。
ミャンマー的イケメンとは
そしてこの連投型俳優として有名なのが
ネイトウと呼ばれる俳優さんです(下記)
Samsungの広告等に使われているので見かけたことがある方もいらっしゃると思います。
過去5年間に公開されたミャンマー映画の主演俳優を調べたところ
確認できただけで
なんと12本にネイトウが出演しており
ネット上で確認できない作品や、テレビドラマへの出演を含めると
おそらく実際にはその2〜3倍は出演しているのではないかと予想されます。。
ただこのネイトウ、写真を見れば納得頂けると思いますが、
日本人の感覚からすると全く格好良くなく、むしろお笑い芸人にいそうな顔。
ですが、ミャンマー人にはこの大きな顔の俳優さんがとても人気なのです。
ミャンマー人は人気俳優の連続的な出演を望むの?
これを確認するためヤンゴン外大の学生に
直接聞き取り調査をおこなったことがあるのですが、
多くのミャンマー人がこの問いかけに対して
「重複生が高いことに違和感はない」との意見が大半を占めました。
理由としては、彼らの演技が上手いからや、有名であるからといった回答が主でしたが、
日本人的にこの回答はあまり腑に落ちません。
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今後のミャンマー芸能界
ミャンマーのエンタメ産業はこれまで一般人を寄せ付けない特権階級(!)の集まりのようでしたが、
この1年間でFacebookを通じて多くの有名なBloggerが誕生してきました。
今後、田舎から携帯電話1つで有名になる人が続々と出てくる時代に移っていくのではないかという時代に備え、
弊社としても地方発、農村発のインフルエンサー育成にも携わりたいところです。